仕事でAWSのEC2を使っています。
OSのAmazon Linuxですが、インスタンスを作成した当初は時間がUTCとなっています。
なので、サクッとそこをJST(日本時間)にへ変更します。
$ date Thu Oct 29 01:52:47 UTC 2015 $ln -sf /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime $ date Thu Oct 29 10:54:09 JST 2015
UTCって何?
そういえばUTCってそもそも何だろうと調べてみると、UTCとは協定世界時と訳される世界共通の標準時間なんですね。
世界各地の標準時は協定世界時 (UTC) を基準として決めている。例えば、日本標準時 (JST) は協定世界時より9時間進んでおり、「+0900 (JST)」のように表示する。
〜Wikipedia〜
あれ?でも、時間の基準といえば、「グリニッジ標準時」というフレーズが頭の中に出てきますけど・・・・。
グリニッジ標準時(GMT)との違いって?
GMTはかつての世界時で、天文観測に基づいた時間。
ただセシウム原子を使った高精度な原子時計が開発されると、地球の自転速度にはふらつきがあって、GMTは決して正確ではないことがわかります。
じゃあ原子時計の時間(原子時)を使おうぜ!となるかと思うと、それだと今度は原子時とGMTの間で100年で18秒ほど誤差がでてしまいます。
原子時が正確すぎるからこその問題ですね。
そこで、原子時に閏秒で調整をかけ、GMTとの誤差が0.9秒以上にならないようにしたのがUTCだそう。
時間の基準は高精度ながら、世界時間とのギャップがないようにした、GMTと原子時のハイブリッドな時間なんですね。
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