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またアプリ作ろう。 – コタツと台所にて作るアプリ 1

      2014/12/31

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「次、また新しいカメラアプリ作ろうか。」

妻にそう言われたのは、10月初旬の日曜日のこと。

買い物に出かけた帰りの車の中でした。
私はハンドルを握りながら、妻のその言葉を聞いて、
少しホッとした気持ちになりました。

何せ、それまでの自分と来たら。

アイディアがまとめられない

最初の『Weatherp』は私、前の2作『Snowflake』『Mermaid』は妻のアイディアを形にしたものです。

ですから、次は私の考えたアプリをリリースしようという話にはなっていました。

ただ、これがなかなか進まなかったんですよね。

『自分が作りたいもの』 = 『ユーザーが欲しいもの』ではありませんから。

次は何を作ればいいのか、どんなものがヒットするのかともんもんと考えていて、アイディアがまとまらず、そのせいもあってイライラしていました。

本業では要件定義や設計しているので、ユーザーの要望や企画を元にシステムに落とし込んでいくことは割と得意な方です。

けれど、その手前の段階となると話は別で。

自分で要望を出して固めていく、つまり0から1にする『企画』の作業については、どうも私は不得手なようです。

アイディアは割と浮かんでくるのですが、そのアイディア同士を結んで線にする『まとめる』という作業が思いの外に難しい。

単純につないでも面白くならないし、工夫を凝らすと今度は使ってくれる人が少なくなりそうだし。と考えているうちにアイディアがどんどん発散したり、脱線していき、なかなか決まらない状態となってしまうのです。

だから、妻の提案は渡りに舟でした。

ただし、すぐに飛びつくと(あ、こいつ何も考えてなかったんだ)と思われそうだったので、ちょっと考える振りはしましたが。

油断大敵

それからは、どんなアプリにするのか?どんな人に使ってもらうのか?などの話をしました。

その流れで、「リリース時期はいつ頃を考えてるの?」と自然な流れで私は妻に聞きました。

聞いちゃいけなかったかもしれない。

「クリスマス前には出したいかな。」

少し考え込んでから、妻はそう答えました。

12月は例年、クリスマス、そして年末年始の休みを見据えてアプリのアップロードが大量にあります。

その為、Appleの審査は長くて2週間程度かかると見込んだ方が無難でしょう。

(実際には前の記事で書いたようなレビューの期間がわかるサイトもあります。)

さらに万が一リジェクトされた場合を考えると、11月末くらいには申請したいところです。

そこまで考えて私は、

「わかった。じゃあ、11月末くらいかな。」

と、答えました。

答えてしまいました。

さも、次の遊びの予定を決めるようにごく気軽に。

メリークルシミマス

『数字は一人歩きするから、期限などを答える時は慎重に発言する』

というのはSIerの常識ですが、その時の私はその常識がスッポリ抜け落ちていました。

とはいえ、プライベートな場ですし、要件定義のように言葉を選んで話すような緊張感で日頃から妻と接していたら、家庭崩壊は必至の為、当然の結果といえば当然の結果ではあるんでしょうけど。

ともあれ、後にこれが自分の首を絞めることになったのは間違いありませんでした。

メリークルシミマス。

この時、私のAdventカレンダーの1日目の蓋が開かれました。

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