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「GORAN−ARE」のiOSアプリを作りました。

   

 

20160614

気づいたら半年ぶりの更新です。

この半年の間、何もしていなかったわけではありません。

1月に「GORAN−ARE」というサービスを立ち上げ、細々とTwitterを使い運営をしておりましたが、その間にコツコツとiOSアプリも作っていました。

そして、ようやくそのiOSアプリをリリース致しました。


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app_store

なぜ「GORAN−ARE」を作ったの?

そもそも何故GORAN-AREを作ったのかという個人的な動機については、以前に書きました。

正月休みを使って新サービス「GORAN−ARE」を作りました。

ただこの内容だけでは、私達がこのサービスを続けている説明には不十分です。
ですから、何故このサービスを続けているのか、そして今後どうしていきたいのかについてお話をしたいと思います。

私達は広告業界の人間ではない。

はじめに断っておくのですが、私達は広告業界の人間ではありません。
電◯とか、博◯堂等の会社で働いたこともありませんし、どこかの企業の広報にいた事もありません。
私はずっとIT業界で働いていますし、家内は主婦をしています。

そういう点で言えば、私たちは広報のド素人なのです。

では何故、ド素人の我々がこんなサービスを始めたのでしょうか。

Twitterを観察することで見えてきた問題。

「GORAN-ARE」のWebサービスを始めてから、Twitterを使っていろいろな舞台発表を行う団体様をフォローさせて頂いております。
発表する団体様はプロ・アマ問わず。ジャンルは、演劇やオペラ、人形劇、バレエ、オーケストラ、吹奏楽、落語、ジャズ、合唱等様々。
その数は半年で1500を超えました。日本にはこんなにもクリエイティブな人が、これ程までに大勢いるのかと、正直驚きました。Twitterのアカウントを持っていない団体もあるでしょうから、その数は更に多いはずです。

さて、我々はフォローした団体の皆様がTwitterを使ってどのような宣伝をしているのかを、毎日拝見させていただいておりました。
すると、ある問題が見えてきました。

宣伝でよくある問題
  • 料金がない(いくらかかるのかわからない。)
  • 会場の名前しかない。(住所がわからない。気になり調べてみると遠方ということも。)
  • 公演の詳細な情報のURLがない。(Twitterしか情報源がない。)
  • 公演のチラシの画像しか載せていない。(文字情報がないので検索に引っかからない。)

Twitterには140文字の文字数制限があります。ですから一つのツイートに必要な情報を全てまとめるのは非常に難しいとも思います。フォロワーの方にのみ、その公演の情報を呼びかけているという場合もあるかもしれません。しかし、フォロワー以外のより多くの方に見てもらいたいと考えている場合でも、上記のような問題をはらんだ宣伝をしているツイートをしばしば見掛けます。

一方で、中にはTwitterの特性をしっかりと意識していて、作品のアピールをしつつ、しっかりとURLを張り、お客様が作品の情報に、よりアクセスしやすいかたちになっているツイートも存在しています。

初めての人にとって、舞台作品はリスクの高いコンテンツではないか。

近年、日本のショービジネス市場は縮小してきましたが、2012年以降市場規模が拡大するなど明るい兆しも見えてきました。
ライブ・エンタテインメント市場規模は過去最高記録を3年連続で更新!

ただこの2014年の数字の伸びの多くは、大手の劇団・劇場の記念公演が多く開催され、それが数字を牽引したともいえそうです。
一方で、IT技術を取り入れた作品や、人狼などのゲームを取り入れた作品が流行るなど、新しい作品スタイルが着実に受け入れられてきたとも考えられます。

しかし、資本の乏しい、中小規模の劇団・団体については依然として集客については厳しい状態が続いているのではないでしょうか。

そもそも、普段の日常で舞台作品に接した事がない一般の人は、演劇や舞台作品のようなリアルなコンテンツについて、リスクが高いと思っているのではないかと私達は考えています。

それは何故かというと、アプリやゲーム、動画配信などの高品質かつ低コストなコンテンツが充実してきたからだと思うのです。

例えばNetflix、huluといった動画配信サービスは月額千円も払えば映画、ドラマ、アニメが見放題です。しかもいつでも、どこでも視聴が可能です。

一方、舞台作品はどうでしょうか。チケット代は一回千円以上はしますし、会場までの交通費もかかります。さらに2時間程時間を拘束されますから、スケジュール調整も必要です。
更に例えば演劇作品については、事前の公開が難しい事が多く、あらすじだけで、作品=コンテンツの良し悪しを判断しなくてはいけません。(もちろん役者目当ての方はその限りではありませんが。)
コンテンツが溢れかえり、コスパ、コスパと叫ばれるこの時代、何を見るかと言うのは予告編やショートムービーをユーチューブで見ながら判断する事は多いはずです。(私はやっています。)
そんな中、数行のあらすじだけで倍はするであろう料金を払い、スケジュールを抑え、わざわざ電車に乗り継いで、初めての場所に行くというのは、かなりリスクが高い行為に映るのではないでしょうか。

動画配信サービスと一緒にするな!と怒る方もいらっしゃると思いますが、1日24時間のうち、自分達のサービスをどれだけ使ってもらえるかに秒単位でしのぎを削っている企業が数多くあるなか、舞台作品だけ特別という事はありません。

それから、舞台作品=芸術という意識を持っている人は少なく無いと思います。クラシックのコンサート等は特に、少し敷居が高いイメージというか、きっとその空間は素敵なのだろうなとは思っても、クラシックに馴染みの無い人にとってはなかなか気軽に会場まで足を運ぶのは難しい、という事もあるのではないでしょうか。

 

人を惹きつける魔力を持つコンテンツ

先程まで舞台作品のマイナスな点を挙げましたが、落胆し、諦める程ではないと私達は考えます。

それはなぜか。

舞台作品は、1度見たら心を掴まれる作品が多いからです。

それは圧倒的なライブ感からではないでしょうか。
視覚、聴覚はもとより触覚、嗅覚、果ては味覚までも刺激し、体感する。
動画配信とは違い、五感を刺激する高密度な情報を一気に受けるので、満足感も違ってきます。それに、その会場に足を運んだ人達皆で分かち合う時間、空間は特別です。

そしてそれを体感した人は、SNSに書きたがるのです。「すごいものを見た。」と。

舞台作品は一度火がついたら、クチコミの力が強く働くコンテンツだと考えています。
ただ残念ながら、開催期間が短いものが多く、クチコミで広がる頃には公演が終わってしまっている、という場合も多いのですが。
しかし、それが一種の飢餓感にもつながり、次の作品に期待するという人は必ず出てきます。

つまり、一度観て、もう一度観たいと思う人の数は、他のコンテンツよりも多いと私達は考えているのです。

まずは観てもらうことが大事

話を戻しましょう。

「GORAN-ARE」はまずは観てもらうことを念頭に、一般人である私達が欲しい情報を設定してもらうようにしました。

その上で、自動的に文面を生成するようにしています。

プレスリリースでは、プレス向けのリリース情報の提供をメールベースでできるようにしています。
プレスというと物怖じして、そんな大層なものではないと萎縮しがちですが、ダメもとでいいから送ってみてはいかがでしょうか。
地方の新聞社、雑誌、コミュニティ市、公共の広報やラジオ局等、意外と広報媒体を持っているところは多くあります。
そこに働きかけることは決して無駄ではなく、プレスリリースを作る過程で自分の作品を改めて見直すこともできるのではないでしょうか。

Facebook、Twitterにも同じ設定情報から宣伝文を生成し、投稿できるようにしました。

もちろんこれらは、投稿時に編集可能です。

さらに生成した情報の履歴情報をもっていますので、いちいち情報を新しく入力する必要はありません。
一度入力してしまえば、あとは投稿だけするということが可能です。
Twitterで同じ文面を定期的に呟きたい、複数のプレスにメールを送りたいといった時に便利です。

作品にかける時間を増やしたい。

「GORAN-ARE」のもう一つの目的。

それは時間を減らすことです。

一分一秒でもいい。慣れない宣伝に使う時間を、作品の質を高める時間に当てて欲しいと考えています。

まだまだこれからです。

さて、ここまで大風呂敷を広げておいて言うのも恥ずかしいのですが、「GORAN-ARE」はまだまだ生まれたばかりのサービスです。
アプリをダウンロードした人は、あまりの機能の少なさにがっかりするかもしれません。子供で言うと、やっと目が開いたくらいでしょうか。それでも、数ある宣伝方法の一つとして、GORAN-AREも加えて頂けたら嬉しく思います。
私達も今はお金になりません。

むしろ赤字運営中です。

ですが、誰かの、何かの役に立つようなものを作れないだろうか。
そう考えて、今も作り続けています。

是非使ってみてください。
そして、GORAN-AREのサービス向上の為にも、是非フィードバックをお願いします。

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